ファストリ上期連結 6.8%増収、営業増益

2019/04/12 06:30 更新


 ファーストリテイリングの上期(18年9月~19年2月)連結業績は、売上収益1兆2676億円(前年同期比6.8%増)、営業利益1729億円(1.4%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益1140億円(9.5%増)となった。海外ユニクロが中国を中心に好調だったほか、ジーユーも増収増益を果たした。

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 海外ユニクロは売上収益5800億円で14.3%増、営業利益884億円で9.6%増と全社収益をけん引した。国内ユニクロは第2四半期は既存店増収を果たしたものの、第1四半期の落ち込みをカバーできず、売上収益4913億円で0.5%減、営業利益677億円で23.7%減となった。

 ジーユーは秋冬商戦で品番数を絞り、マストレンドに焦点を当てた商品構成にしたことと、素材備蓄による適時の追加生産ができたことで、ヒット商品が生まれ、売上収益1171億円で10.7%増、営業利益141億円で54.3%増となった。

 海外ユニクロとジーユーは下期も増収大幅増益を見込む。国内ユニクロも下期は回復を見込む。通期業績は売上収益2兆3000億円、営業利益2600億円、純利益1650億円を計画する。



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