【軌跡】《産官学で人材育成 日本ファッション教育振興協会㊦》 橋渡し役の活動に力

2024/06/03 14:00 更新有料会員限定


2月9日の服の日には、産官学からパネリストが参加して講演会を開催

【関連記事】【軌跡】《産官学で人材育成 日本ファッション教育振興協会㊥》新たな4検定軸に事業を拡大

コンクールも実施

 日本でのファッション教育の知識と技術の向上を目的に、55年前に創設された、日本ファッション教育振興協会。繊維ファッション業界の人材育成のため、四つの検定と二つの認定試験を主力事業として行ってきた。検定の受験と合格を学習の目標に据えている服飾専門学校も多い。検定同様、全国の服飾系の専門学校で取り組まれ、学生になじみがあるのが、同協会主催の「全国服飾学校ファッション画コンクール」だ。

 「日本のファッション産業を魅力と活力のある産業にするには、様々な分野で次代を担う人材の育成が必要。国際的な競争力を持つ魅力的なファッション商品を発想し、開発できるクリエイターなど、高い専門能力を持つ人材が待望されている」と考え、85年から全国の服飾を学ぶ専門学校生と高校生を対象に、創造力やデザイン能力向上のために実施している。ファッション教育の振興を目的に学生の目標となるコンクールとして、文部科学省、経済産業省、日本アパレル・ファッション産業協会の後援で行っており、今年で40回目を迎える。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。

すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!

今すぐ登録する

今すぐ登録する

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定連載



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事