アダストリアの子会社のエレメントルールの25年秋冬は、長引く残暑を見越して薄手の素材のトップを充実させる。アウターはマニッシュなブレザーやテーラードジャケットを主役に、気温調節しやすい重ね着が目立つ。
(高塩夏彦)
「カオス」は7月に、シーズンを問わず人気のシルクのブラウスやパンツを投入する。肌離れの良い生地とウォッシャブル仕様と、赤みのある茶色などの秋色で、長い期間着やすいようにした。先物買いをする高感度な顧客が多いため、8月にはカシミヤの起毛ニットトップ(税込み9万4600円)を出す。くすみのあるピンクなど重すぎない色で、こちらも着るシーズンを選ばない。