エフテクトがICタグ読み取り機3種発売 汎用性が売り

2017/11/01 04:26 更新


 ゲート型ICタグ読み取り機を提供するエフテクトは、物流現場に合わせて様々なシーンでICタグを読み取れる機器3機種を発売する。「エフテクトゲート」は、既に複数の大手アパレル小売業で導入され、大手アパレル企業での採用が決定、大手小売業やグローバルブランドでのテスト実施など着実に提供先を広げている。台車やラック、コンベヤーなど物流機器を選ばない汎用性と手軽さ、低コストが人気の理由で、新製品もこれらの特徴を受け継いでいる。

 ボックス型の「エフテクトイージー」は、作業用ワゴンに載せても作業机に載せても利用でき、1点ごとでも一括でも読み取れる。大手アパレル小売業の物流センターで近くテストが予定されている。

 「エフテクトCデスク」は、検品台型の機器でこれまでは利用企業がリーダーライターやテーブルスキャナーをテーブルと組み合わせて使っていたものをパッケージで提供する。これも導入が決まっている。

 「エフテクトインヴェントワゴン」は、広範囲の棚卸し業務に適したワゴン型機器。4枚のアンテナの高さ・角度を調整し、環境に合わせて読み取り精度を高めることができる。これも今までにはないタイプの機器で、大量検品での作業者の負荷を低減でき、読み取りながらその場で在庫照合できることが特徴だ。

「エフテクトイージー」は台車に載せればピッキングカートに



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