国内の染色整理加工19年実績 2.7%減、18億平方メートル割れ

2020/02/27 06:26 更新有料会員限定


 日本染色協会がまとめた19年の国内の染色整理加工実績は、各素材・工程を合算した総量が17億6354万平方メートル(前年比2.7%減)と13年以来の大きな落ち込みとなった。13~18年は18億平方メートル強と横ばいを維持したが、19年は初めて18億平方メートルを割った。加工区分別では一部の精練漂白など前年を上回ったものもあったが、素材別では織物、ニットいずれも減少した。

 織物は13億6202万平方メートル(2.9%減)で、うち長繊維織物が7億5612万平方メートル(2.4%減)、短繊維織物が6億590万平方メートル(3.5%減)とどちらも減らした。特に長繊維織物は15年から18年までほぼ横ばいで推移してきたが、19年は減少に転じた。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約すると続きを読むことができます。

ランキング形式のデータブック
プレゼントキャンペーン実施中!

キャンペーン詳細はこちら購読案内はこちら

キャンペーン詳細はこちら購読案内はこちら

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定



この記事に関連する記事