レナウンインクスの18年春夏は引き続き、①自社開発ブランドの強化②「アクアスキュータム」の強化③月別モチベーション企画の充実を重点とする。また、グループのブランド「ダーバン」の靴下とアンダーウェアを数年ぶりに復活する。
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ダーバンの靴下とアンダーは、ウェアとの連動を強めたコレクション。カラー連動や、通気性の高い夏用スーツ「モンスーン」と共通コンセプトの機能的な靴下とアンダーを揃える。
靴下は、シルク100％のブルーのグラデーション、光沢のあるガスシルケット加工のエジプト綿使い、ハイゲージのシューズインなど。1300～3000円。アンダーはスーツ着用時を意識したソフトな肌触りの綿100％Tシャツ（4800円）、光沢のあるベア天じくのボクサー（3600円）や、旭化成「スカイクール」を使った接触冷感・吸汗速乾、UV（紫外線）カットの夏用の機能Tシャツ（3600円）などを揃える。都市型百貨店を中心に販売し、ダーバンショップでの販売も視野に入れる。
自社開発ブランドは靴下の「イルレガロ」「アールドットコム」、靴下とアンダーの「パラファーナリア」、アンダーとナイトウェアの「コンフォートインデックス」などが軸。加えて、新たに発売するダーバンや、チェーンストア向けの靴下とアンダーの「スタジオ・バイ・ダーバン」「エレメント・オブ・シンプルライフ」など、グループのブランド活用も強める。
アクアスキュータムはオーセンティックなクラシックラインと若い世代向けのニューラインの両面で、靴下、アンダー、ナイトウェアの3カテゴリーを持つ強みを生かす。
月別モチベーション企画は、3月は新生活応援、4月は素材や仕様で特別感を出した「渾身の一枚」、5月は機能素材を活用したダーバンのアンダーと靴下、6月は夏を快適に過ごすをテーマに3カテゴリーミックスで提案する。
17年春夏は、靴下はレギュラー丈のカジュアル靴下が苦戦した一方でショート丈を伸ばし、プロパーとセール合わせて6％増、アンダーは季節商品は厳しかったものの、ボトムと高額品が伸びて「プロパーが２ケタ近い伸び」となった。ナイトウェアは父の日商戦や布帛テーラーパジャマが苦戦して前年同期を下回った。
