ダイス・アンド・ダイス、東京初出店

2015/03/11 06:03 更新


 アングローバルは、福岡のセレクトショップダイス・アンド・ダイスの東京初となる店を、渋谷明治通りの「トッド・スナイダー・タウンハウス」の地下1階にオープンした。

 ダイス・アンド・ダイスは1988年に福岡市で創業。ストリート系をベースに国内外の旬のブランドを集める。海外の新進ブランドなどを発掘、バイイングする力を生かし、輸入卸も手掛けていた。昨年9月にアングローバルに事業譲渡した。

 アングローバルは今回の東京出店について「多店舗化の計画があるわけではない」とする。ただ、一般的にセレクトショップがオリジナル中心で同質化する中、「買い付けを軸とした同店が福岡で培ってきた審美眼で放つ個性は、今の東京のマーケットでこそ生かせる」とみる。

 同店はサーフやストリートなどニューヨークのブランドを中心にしたメンズを揃える。ウエアはベーシックで小物をスパイスにする。内装は白をベースにクリーンなイメージを表現する。日本での扱いが少ないブランドも多い。

 米国在住が長かった日本人によるレザーのカービングが特徴のアクセサリーや小物の「ルースターキング・アンド・コー」をはじめ、米・サンフランシスコのストリートで有名な若手職人が作るバッグ「ファブリックホース」などがある。そのほか「バテンウエア」「エバーラスト」「サタデーズサーフ・ニューヨーク」などを揃える。



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