デサント 「マンシングウェア」の商標権を単独保有

2018/08/23 15:41 更新


 デサントは、伊藤忠商事と東洋紡と共同で保有する「マンシングウェア」の商標権の伊藤忠、東洋紡の共有持分を譲り受け、一社保有とすることに3社で合意したと発表した。商標権の譲渡は11月30日の予定。

 デサントは64年からライセンスビジネスとしてマンシングウェアブランドの扱いを開始し、84年には伊藤忠と東洋紡とデサントの3社共有で、日本およびアジアにおける商標権を取得した。その後東洋紡が製造、伊藤忠が貿易、デサントが商品企画と販売を担い、同ブランドの売り上げは18年3月期で134億円になっている。 

 これまで3社共同で行ってきた同ブランドのビジネス運営の意思決定をデサント単独で行えるようになるため、「より機動的でダイナミックなブランドビジネスの運用が可能となる」。「より良い商品をより早く市場に投入することで顧客満足度とブランド価値を高め、事業拡大を目指す」という。



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