繊研新聞社が選ぶ23年度百貨店バイヤーズ賞のメンズ部門賞に17ブランドが決まった。30店(複数店舗を運営する百貨店で本部による一括回答だった場合は1として換算)のバイヤーなどメンズ担当者から延べ216ブランドのノミネートがあった。
受賞ブランドの部門やカテゴリーを20年度に大幅に刷新、今回で4回目。百貨店のメンズ市況は、コロナ禍が沈静化した春夏商戦は堅調だったが、後半の秋冬商戦は暖冬の影響で低調だった。大人向けの上質なカジュアルウェアや高額なスーツを揃えたブランドが健闘した。旅行需要の回復でバッグや関連グッズの勢いが目立った。
20年度から設けているポップアップ賞をはじめ、キラリ賞などでは初受賞となる単品専業ブランドが存在感を示した。