生活者が選ぶ〝2017年ヒット予想〟 

2016/12/05 07:47 更新


《データを読み解く》生活支援テクノロジーが上位

 博報堂生活総合研究所の調査によると、17年のヒット予想は1位「自動運転システム搭載車」、2位「AI(人工知能)技術」、3位「格安スマホ」となった。〝生活者支援系テクノロジー〟が、上位に挙がっている。

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 ランクインした生活者支援系テクノロジーを、「補助」「代行」「拡張」に分けた。補助は自動運転システム搭載車や「暮らしの支援ロボット」(12位)、「シニア向け家電」(19位)、「電動アシスト自転車」(26位)、代行は「ドローン」(4位)や「ネットスーパー」(5位)、拡張はAI技術や「自動翻訳技術」(13位)、「IoT」(16位)など。

  性年代別は、男性の10、20代は「仮想現実(VR)」が1位。新しい体験が出来るエンターテインメントに期待が高い。30、40代は格安スマホが1位で、生活にお金がかかる世代の厳しさが反映された。女性の10代は「USJ」が1位、「写真加工アプリ」「スマホアプリ」が3位、4位。10~30代では「インスタグラム」がいずれも3位以内で、写真で気軽に自己表現やコミュニケーションができることが支持されている。一方、30、50代は「ふるさと納税」が1位。

生活者が選ぶ〝2017年ヒット予想〟 15~69歳の男女が対象。1008人が回答。



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