ディーアンドエー(東京、高田憲男社長)は、レディスの新ブランド「アプリア」を発売した。主力ブランド「ティティー&コー」の、「お姉さんブランド」の位置づけで、都心店などのコーナーで販売する。
2月末に阪急うめだ本店3階シスターズクローゼットにティティー&コーのショップをオープンし、アプリアのコーナーを開設した。同時に自社ECサイトでの販売も開始した。
アプリアはティティー&コーの上品な甘さを残しつつ、ワンピースやスカートの丈を長めにし、肌の露出を抑えた。色目や柄も大人っぽく見えるものを選ぶ。既存ブランドと差別化するため、企画は外部スタッフも起用した。「以前は既存ブランドのなかで対象を大人に広げようとしたが、うまくいかなかった。今回は体制も整え、コンセプトも明確にして、じっくり育てていく」(高田社長)という。
価格は既存ブランドの1.5倍程度で、トップが7000~1万円、ボトム9000~1万2000円、ワンピース9500~1万5000円が中心。今後、新店や既存店での展開を順次開始する。
ティティー&コーは百貨店出店が5年ぶりとなった。今年でブランドの立ち上げ10周年となり、雑誌とのタイアップ企画やSNSを使ったキャンペーン、イベントも企画する。