「BiVi二条」が改装オープン インバウンドも視野に

2025/06/20 06:28 更新NEW!


JR二条駅前の「ビビ二条」

 大和ハウスグループの大和リースが運営する商業施設「BiVi(ビビ)二条」(京都)が6月20日、改装オープンする。

 インバウンド需要も見込んで、エンターテインメント施設や催事スペースを充実した。

 同施設は、JR二条駅前の1~5階で延べ床面積約2万2000平方メートル。24年9月に4階の映画館と1階のコンビニを除き一時閉館し、1、2階の動線や区画を見直す改装を進めていた。1階は飲食で「スターバックスコーヒー」「ゴンチャ」「鮨(すし)酒肴(さかな)・杉玉」などを新規導入した。2階は〝エンタメ〟フロアで、既存のアミューズメント施設「サープラ京都あそびタウン」をフロアの半分の約1650平方メートルに圧縮し、駄菓子屋の「昭和レトロ横丁」、土産物や茶道体験の「京茶庵」(7月オープン予定)、キャラクターグッズ・カプセルトイなどの「ぽらりすたKYOTO」などを新規導入した。1、2階とも共用部を広げ、2階には大型ビジョンを配し、催事やワークショップを強化する。増加しているインバウンド対応の一環として2階に祈祷(きとう)室も新設した。3階は駐車場(131台)。テナント数は19店から26店(今後オープン含む)となった。

エンタメ性を高めた2階に導入した「昭和レトロ横丁」

 同施設は、足元商圏客を主対象とする施設として05年6月に開業。改装は、周辺環境や客層の変化に対応したもの。



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