大和ハウス工業 来年4月に大型SC「イーアス沖縄豊崎」

2019/12/10 06:29 更新


 大和ハウス工業は沖縄県豊見城市のビーチリゾート「美らSUNビーチ」前に、大型SC「イーアス沖縄豊崎」を20年4月下旬に開業する。「H&M」「ユニクロ」「ジーユー」「ロフト」「スーパースポーツゼビオ」「コジマ×ビックカメラ」など有力大型店を核店舗に、155店が出店する。

 食のほか、新コンセプトの水族館を併設するなどエンターテインメント機能を充実、「モノ消費やコト消費だけでなく、滞在時間を楽しむ〝トキ消費〟、精神的な満足感を重視する〝エモ消費〟を喚起する」。地元客のほか、国内外からの観光客を取り込み、年間来館者数で1000万人、年間売上高約220億円を目指す。

(有井学)

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 大和情報サービスが運営する。敷地面積は7万1499平方メートル、施設の延べ床面積は駐車場を含めて約13万5000平方メートル、店舗面積は約4万7600平方メートル。駐車場は約3100台。

 1階に「食と時間を楽しめる」グローサランド型店舗「イオンスタイル」やフードホール・マルシェを設置。4階屋上に沖縄産の鮮魚やアグー豚、島野菜などをバーベキューできるルーフトップバー、スカイラウンジや大型プールを備えたテーマパーク「ステムリゾート」を来年7月に入れる。物販ではゴルフ専門店「PGAツアー・スーパーストア」を導入するなどスポーツ分野も強化する。

 「最新の映像表現と空間演出を駆使した新しい形のエンターテインメント水族館」として、「DMMかりゆし水族館」を併設する。22年3月オープン予定で、屋内型ミニチュアテーマパーク「スモール・ワールズ・オキナワ」も導入する。

 02年に同市に開業したアウトレット施設「沖縄アウトレットモールあしびなー」との相乗効果も発揮させる。大和情報サービスが2施設を一体運営する。那覇空港から同アウトレットへの直行バスをイーアスまで延伸し、ポイントカードを共通化することなどで、相互送客を促進する。

「美らSUNビーチ」の前に開業する(イメージ)


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