専門学校生によるファッションイベント「conexion」 8月に大阪で初開催

2025/06/18 11:00 更新NEW!


若者が発信しやすくつながりの生まれるイベントを目指す

 自分たちの表現を発信できる場を実現したい――服飾専門学校の学生たちが協力して8月11日、大阪で若手ブランドやショップ、アーティストなどを集めたファッションイベント「conexion(コネクション)2025vol.01」を初開催する。学生や個人が挑戦しやすい条件を整え、若者と企業がつながるなどのビジネスチャンスを広げられるプラットフォームを目指す。

 主催するのは、様々なファッション専門学校で学ぶ複数の学生で結成したコネクション実行委員会。自身でブランドや服作りをしているが、その成果を試そうと既存の合同展や期間限定店に出るには、それなりの初期投資が必要だ。「誰もがもっと発信しやすい機会があれば」(中城遥友実行委員会代表)と同イベントを企画した。

コネクション実行委員会のメンバーたち(前列中央が中城代表)

 イベントは合同のファッションショー、合同の販売スペース、アーティストによるライブパフォーマンスで構成。ショーは約20組の若手ブランドや個人クリエイターが参加し、2回行う予定だ。現役の学生はもちろん、卒業して自身のブランド活動をしている人もいる。販売スペースは、大阪を中心とした個性のあるショップなどが複数参加し、セレクトしたビンテージなどが揃う。

 会場は大阪市中央区のオービックホールで、出展者数50組、来場者数1500人以上を計画。来場者はZ世代をはじめとしたファッション感度の高い若者、ファッション系インフルエンサー、バイヤーやプレスなどの業界関係者を想定する。6月に出展者を固め、その後はファッション企業に協賛も呼び掛ける。



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