バルーン、ノット、ベルスリーブなど、袖コンシャスのデザインは18年春夏、さらに広がっている。キャリア~ミセスのブランドで新しく増えているのは、袖に刺繍、レースを飾った企画だ。若い層を中心に17年春からヒットしたストライプ地に刺繍も多い。
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セラビの「レ・ラリック」は、袖にブルーの糸で刺繍を入れたロンドンストライプのブラウス(1万7000円)を出している。刺繍を多色にしていないのがヤングとは違うところだ。ブラウスはプルオーバータイプが多く、前をボトムにインしたように見せて着られるものも。袖だけレースにしたフェミニンなプルオーバーもある。
エプタモーダの「ドゥーニー」も人気のナチュラルフリーのラインで、ストライプに刺繍を入れたスモック風ブラウス(2万4000円)を作った。しぼ感を出したリラックスした雰囲気の生地だが、刺繍でおしゃれ度アップ。同社の「モネガル」では、ベルスリーブにアーガイルの刺繍を入れたプルオーバーブラウス(2万3000円)。「フィルブラン」は、ドロップショルダーから切り替えたきれいなレースの袖のTシャツがある。