「カナダグース」19年春夏 初めてポンチョを販売

2018/11/30 11:00 更新


 カナダのアウトドアブランド「カナダグース」が19年春夏、初めてポンチョを販売する。

 耐久性と防水・通気性に優れた3層構造の生地を使い、真夏の雷雨にも耐え得るようにした。カンガルーポケット内には、さらに3口の小さなポケットを付け、利便性を高めた。フードの後ろ部分には収納口があり、折り畳んでポンチョそのものを仕舞い込める。ユニセックス向け。7万4000円。

 重衣料がビジネスの中心になりがちのアウトドアブランドにとって、春夏は大きな課題だ。ダウンウェアが人気のカナダグースも例外ではなく、来春夏コレクションの開発にあたっては、不規則に変わる天候に焦点を置き、世界中の雨を研究したという。スリムシルエットでカムフラージュ柄のレインコートなど、テーマに即した25の新スタイルを揃えた。

 同ブランドを日本で独占販売するのはサザビーリーグ。昨年11月3日には、東京・千駄ヶ谷に旗艦店を開設した。メンズ、レディス、キッズのフルラインを揃える国内唯一の直営店で、零下40度まで温度調整が可能な「試着室」があるのも売り。オープンから1年が経ったが人気は続き、平日の昼間でも外国人客を中心ににぎわう。

ポンチョはカムフラ柄もある
開業1周年を迎えた旗艦店


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