ビームス 徳川家康テーマに「大名古屋展2023」 地元企業8社と協業

2023/06/01 18:00 更新


池内ビームスクリエイティブ社長(右端)、小西工己名古屋グランパスエイト社長(左端)ら

 ビームスは「大名古屋展2023」を7月13日から、名古屋・栄ラシックのビームス名古屋とビームスジャパン3店で開催する。名古屋・愛知の知られざる魅力を発掘し、地元企業と連携し地域を盛り上げる。4回目となる今回は、徳川家康がテーマ。260年の太平の世を作り上げた家康にちなみ、長く愛されるロングセラー商品を8企業・団体と協業し開発した。

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 クロスプラスは男の尿漏れをテクノロジーでサポートする〝おじテック〟商品のボクサーパンツ「キープガード」で、ビームスジャパンがパッケージと商品コンセプトを監修したプレミアムライン(税込み2750円)を販売する。ベーシックラインをさらにおしゃれにし、はき心地を磨いた。4柄を揃え、服とのコーディネートで選べる。

 徳川美術館との協業商品は、同館が所蔵する家康が書き残した香の調合レシピを、名古屋の香メーカーが再現し、紫の葵の紋が入った金襴(きんらん)生地の袋に収めた香り袋(2750円)。家康は香を好み、膨大な香木コレクションを残した。香り袋は首から下げる仕様になっており、家康が調合した香りを全身にまとうことができる。

 名古屋グランパスが主催する「鯱(しゃち)の大祭典」とも連動、記念ユニフォームをビームスジャパンがデザインし、大祭典の対象試合で選手が着用する。家康の甲冑(かっちゅう)をデザインに取り入れた。レプリカユニフォームを試合の来場者などに配布し、グランパスで地域を盛り上げる。

 企画・プロデュースしたビームスクリエイティブの池内光社長は、「愛知県に生まれ天下人となった徳川家康をテーマに、家康の功績に注目し、名古屋・愛知の魅力を紹介したい」として、家康生誕の地である岡崎城で発表会を行った。



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