ビームスのウィメンズカジュアル19年秋冬は、「ビームスボーイ」ではネイビーをキーカラーに、ブランドのコンセプトである「女性の憧れるメンズ服」のテイストを強める。カジュアルが好きな大人に向けたブランド「マチュアリー」は素材にこだわり、手仕事や民族調の要素を取り入れて企画している。
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ビームスボーイは「ネイビーボーイ」がテーマ。紺ブレやデニム、メルトンコートからネイビーを連想した。昨年ブランド20周年を迎えたこともあり、原点回帰しメンズ服のテイストを強く取り入れ、ビンテージの要素とミックスした。フードを後付けしたパーカやチルデンセーターなどを企画している。ベストも豊富で、軽めのアウターの上から着られるようアームホールを広く身頃も余裕を持たせたダウンベストや、ニットベストなどがある。色はネイビーのほか白、赤、緑。柄は懐かしさのある古着っぽいチェックや、毎シーズン人気のある「リバティ」のゴブラン織りで作った花柄など。
今季で5シーズン目となるマチュアリーのテーマは「イデア・オブ・フォークロア」。フォークロアやクラフトのテイストを取り入れ、少し大人っぽく女性らしい商品を企画した。オリジナルで素材や柄を作り、ビーガンレザーなども使った。1日に5メートルしか編むことができないつり編み機による生地を使ったトップや、東欧の手刺繍「イラーショシュ」をイメージし、日本で手刺繍したスモックなどがある。ナチュラルな白、深みのある緑や紫、黒をキーカラーにした。