バンダイ 平成「仮面ライダー」でストリートファッション

2021/02/05 06:30 更新


 バンダイのアパレル事業部は、平成以降に放映された「仮面ライダー」を生かしたストリートウェア「ヘンシンバイカメンライダー」を立ち上げた。20~40代の男女を対象に、仮面ライダーの要素を再解釈したアパレル製品とスニーカーを扱う。2月10日から公式通販サイトでの販売を開始、伊勢丹新宿本店メンズ館で16日までの催事販売を行う。

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 コンセプトは「袖を通す日々の中で自分の内面をアップデートできる服」。仮面ライダーの主人公が外見的な変身によって内面も変化していくことにタイムレスな価値を見出す。キャラクター商品ではなく、ファッション性の高いアイテムを揃えて「10年、20年とつながっていくブランドを目指してチャレンジし続ける」考えだ。

 第1弾は「仮面ライダークウガ」「仮面ライダーファイズ」「仮面ライダーW」の3タイトルで商品化し、今後、20人の平成仮面ライダーで出していく予定。目玉となるのは、仮面ライダーの足跡を模したアウトソールのスニーカー(2万円から)。体の特徴を反映したアッパーとともに、インパクトある外観に仕上げた。

 アパレル製品は、Tシャツ(7000円から)やパーカ(1万3000円から)、小物雑貨、高密度のツイルを使ったトラウザーズ(1万8000円)、コーチジャケット(3万円)など。定番のベーシック商品、Hのロゴをライダーの特徴に融合したり、ロケ地の写真をコラージュしたりと、4ラインで構成する。また、デビューに伴い、「フミトガンリュウ」「アンリアレイジ」と協業したTシャツ(1万円)を出す。

 実店舗での販売は、3月以降も催事販売をベースにし、パルコの心斎橋店、渋谷店、名古屋店が決まっている。公式サイトでは、バーチャルの期間限定店を開設するほか、インタビュー記事などのコンテンツを発信していく。

仮面ライダークウガをモチーフにしたスニーカー
仮面ライダーW×アンリアレイジのTシャツ
仮面ライダーファイズ×フミトガンリュウのTシャツ


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