「ジャックアンドマリー」 別注・防寒でファッション強化

2019/06/06 06:27 更新


 カー用品販売のオートバックスセブン(東京)の、車を通じたライフスタイルを提案するメンズ・レディス業態「ジャックアンドマリー」は、19~20年秋冬、ファッションの販売を強化する。別注商品を拡充するほか、防寒衣料を増やす。今秋は、11月に開業する商業施設「グランベリーパーク」(東京都町田市)に5店目をオープンする。

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 ジャックアンドマリーは、17年にネット販売からスタートし、18年に常設1号店を開いた。現在4店。デザイン性に優れたカー用品に加え、サーフ・アウトドアテイストの衣料や服飾・生活雑貨、家具などを販売しており、20~30代を中心に支持されている。今春夏からファッションの販売を本格化しており、「ワーク」「サーフ」「ボーホー」の3スタイルを軸に、取り扱い商品を増やしている。

 今秋冬は、「ユニバーサルオーバーオール」のオーバーオール(予定価格1万6000円)や「ジェー・イー・モーガン」のカットソーなどの別注商品を販売するほか、前年に手薄だった防寒衣料の取り扱いを増やす。「ファーストダウン」や「ケルティ」のアウターなどを仕入れる考えだ。秋冬物は8月から店舗とネットで順次販売する。

 来春夏はオリジナルのレディスウェアの企画・販売も計画する。雑誌の『ハニー』や『ジゼル』を好む20~30代女性を主対象に、支持を広げたい考えだ。

「ユニバーサルオーバーオール」の別注品では、衣料だけでなく、車のシートカバーやティッシュケースなどの雑貨も揃える


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