アシックスジャパンは7月29日、競技用ウェアのトップシリーズ「トップインパクトライン」から、スイマーの姿勢に着目した競泳用水着の新色の販売を始めた。国際水泳連盟の公認モデルで、7月12~20日に行われた第18回世界水泳選手権大会に出場した中村克選手、青木智美選手ら計5選手に提供した。
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今回は18年モデルの開発コンセプト「コアスティンガー」を継承しながら、軽量性と流水抵抗低減をさらに追求した新素材を採用した。素材は従来モデルと比較して約27%軽量化し、表面をフラットに加工することで、流水抵抗を最大で約2.3%低減する。選手が持つパフォーマンスを十分に発揮できるよう、体の長軸・周径方向のストレッチ性を高めるなど水中での動きやすさに配慮した。
男女ともにグリーンとパープルをベースとした色を新たに追加した。いずれも、ASICSの文字をモチーフにした筆書きのグラフィックを全身に配した。男性用2万3000円、女性用3万4000円。