商品から売り場までアップデートした戦い方をすれば、成熟したスーツ市場でも、まだまだ伸びる余地はある。そのためには顧客のニーズ・ウォンツをつかめるように、リアル店舗の強みである接客力に磨きをかけることが欠かせない。現場の人を大切にする経営がヒット商品の開発や顧客満足度の向上にもつながる。
ワークスタイル変化
――24年を振り返ると。
セットアップが市民権を得ました。ワークスタイルが変化するなか、既存のスーツの立ち位置も変わりました。それに合わせて商品・売り場を再構築しなければなりません。温暖化の影響で従来のシーズン区分け、MDサイクルも変わり、ファッション市場、顧客動向など全てをアップデートすべき時期です。
――25年の消費見通しは。
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