赤ちゃん本舗、年4回の商品説明会で製販の連携を強化

2017/05/02 06:20 更新


エリアマネージャー、店長などを対象とする説明会

 本部が企画または仕入れた商品を店頭でどう分かりやすく陳列し、説明するか、専門店にとっては重要な要素だ。赤ちゃん本舗は、四半期ごとに店長や副店長を集めて、新商品の商品説明会や勉強会を開いている。参加者は約300人。時間もコストもかかるが、「価値ある商品を売るためには必要」(佐藤好潔社長)と重視している。

 09年2月に衣料品のみでスタートした説明会は、徐々にブラッシュアップし、全カテゴリーへ拡大している。陳列紹介だけでなく、試食やメーカーによる直接実演もある。

 34回目となる4月の説明会は、創業85周年の最初の回として、周年をアピールする商品が多く、河邉司郎会長自ら営業政策を担当者に伝え、士気を高めた。

 参加するのは、本部と全国17地区のエリアマネージャー、店舗からは店長または副店長、または衣料、雑貨・食品、生活用品の三つのカテゴリーのストアリーダーから1、2人ずつ。

 今回は会場をアイテム別に五つのゾーン、参加者を主にエリア別に四つのグループに分け、それぞれのグループは1ゾーンにつき35分ずつの説明を受けた。動画を撮影し、参加者以外もウェブで同じ内容を見られるようにしている。




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