パルコとバンタンは10月20、21日、アジアの若手デザイナーを発掘し、起業を支援するプロジェクト「アジアファッションコレクション」(AFC)の国内最終審査会を兼ねた展示会を東京・渋谷ヒカリエで開いた。初めて開いた展示会には、2次審査を通過した国内10ブランドと、韓国と台湾の6ブランドが出展。来年2月のニューヨーク(NY)コレクションに参加する日本代表3ブランドを選出した。
バイヤーやジャーナリストら9人の審査員により、独自性や完成度などクリエイティブ、市場性や時代性などビジネス、SNSでの発信力などコミュニケーション面を基準に審査した。今回の日本代表には、大阪文化服装学院の長谷雪花さんの「キヨカハセ」、同校の重田美有さんの「ミアリシゲタ」、バンタンデザイン研究所東京校の笈川夏愛さんの「サン・ベロウ」が選ばれた。



来年2月には日本代表の3ブランドと、韓国代表のイ・ジュンボクさんとジュ・ヒョンジョンさんの「リ・イー」、台湾代表のチョン・ヤーシンさんの「ヤクシン・ゾーン」の計5ブランドが、制作費や技術面、渡航費などの支援を受けて作品を発表する。