イオンモールのジアウトレット北九州(北九州市)が4月28日、オープンした。「スペースワールド」の跡地を再開発したもので、27万平方メートルの敷地にアウトレットモールとエンターテインメント施設などを組み合わせた。「今までを一歩越える」(岩村康次社長)館として、年間の集客目標は800万人。隣接するイオンモール八幡東とデッキで結んでいる。
【関連記事】ジアウトレット北九州 4月28日に170店で開業 遊びと学びの体験を提供
アウトレットゾーンは140店が揃い、植生など環境を重視した。北九州市が設置する科学館・スペースラボのほか英語体験施設などを備えており、“学び”をテーマにしたエンターテインメントとの融合は新たな取り組み。
26、27日の施設周辺を対象にしたソフトオープン期間は雨に見舞われることもあったが4万1000人を集め、手応えを得ているという。28日には開業前に2800人が並んだ。地域創生型を目指すジアウトレットの第2号施設として、自治体と連携、周辺の「観光資源を結ぶハブ」の役割も担いながら定着を見込む。