増田セバスチャン氏がNYで講演会

2015/04/13 05:19 更新


 ニューヨークのジャパンソサエティーで「6%DOKIDOKI」のプロデューサー、増田セバスチャン氏の講演会「カワイイがアート&ファッションと出会う」(英語通訳つき)が開催された。参加は約150人で、女性の多くはロリータファッション。6%DOKIDOKIの服を着てカナダから来た女性もいた。

 増田氏は「レディ・ガガやケイティ・ペリー、ニッキー・ミナージュが原宿から影響を受けていることが忘れられている」と語り、90年代以降に原宿で見られたファッションと6%DOKIDOKIがどのように人気を維持してきたかを説明。店や店に来たセレブの画像が出るたびに、「わ~」という歓声が上がった。さらに、ベネトンの広告がきっかけで原宿ファッションが世界に知られるようになり、フェイスブック、ユーチューブ、きゃりーぱみゅぱみゅなど音楽と映像、ソーシャルメディアの力で原宿ファッションが世界に急速に広がったと話した。

 増田氏は現在、サンリオの協力を得て高さ約2.7メートルのハローキティ型カプセルを製作中。5月2日にニューヨークで納入イベントを行う。「“カワイイは世界を変える”を合言葉に未来をシェアしましょう」と講演を締めくくった。(杉本佳子通信員)



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