22年春夏、ラグジュアリーブランドから若手まで 際立つデニムの存在感

2022/01/18 06:29 更新会員限定


 22年春夏はデニムの存在感がひときわ際立つ。いつ何時もカジュアルには欠かせない定番だが、今シーズンは主役としてデザインされている。ラグジュアリーブランドから若手デザイナーまでこぞって力を入れている。レディス市場では特に、大人の女性がオンの時間も楽しめるデニムが充実。ジャケットやベスト、ハイウエストのトラウザーなどが出ている。

(青木規子)

 本紙が毎シーズン、セレクトショップのバイヤーに聞くトレンドチェックの22年春夏発注アンケートでは、素材の1位がデニムとなった。100点満点中86点。2位のレースの63点をはるかに上回った。

 今シーズンのデニムは、いわゆる有力デニムブランドだけではなく、多くのブランドがおしゃれアイテムとして提案している点が特徴だ。「ロエベ」「クロエ」などもデニムを推しており、新たなバリエーションに注目しているバイヤーが目立った。

 ジャケットやベスト、ショートパンツ、ドレス、シューズ。パンツはハイウエストからローライズまで幅広い。カジュアル志向が強まり、デニムのラフな感じを取り入れたい。そんな気分を重視しながら、いかにオンの時間のアイテムに落とし込むかがポイントになっている。

ロエベ
クロエ

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