ゾゾは23年3月期連結決算で商品取扱高、営業利益共に修正計画を上回り過去最高実績を更新。ゾゾタウン事業は2ケタ成長を維持した。商品取扱高5443億1000万円（前期比7％増）、その他商品取扱高（連結子会社ユトリ商品取扱高、ゾゾモ経由商品取扱高など）を除いた商品取扱高が5011億800万円（8.4％増）となった。連結売上高1834億2300万円（10.4％増）、営業利益564億2100万円（13.6％増）。
集客・販促施策が奏功しアクティブ会員が増加。ゾゾタウン事業が好調に推移した。販促費用は前期と比較し増加したものの、商品取扱高の成長にともなう粗利益の増加ならびに変動費を中心とした一部コストの低減により増益。対商品取扱高での営業利益率は11.3％で、前期比0.6ポイント上昇した。
事業別内訳ではゾゾタウン事業商品取扱高4355億4200万円（11.2％増）、うち受託販売4147億6900万円（10.6％増）、買取・製造販売47億2600万円（46.2％増）、ユーズド160億4600万円（19.3％増）。ヤフーショッピング商品取扱高498億8100万円（13.8％増）、その他商品取扱高432億900万円。平均出荷単価8300円（4.1％増）、平均商品単価3987円（6.3％増）。
