「8月これを売る」百貨店向けメンズ

2015/08/03 10:12 更新


 百貨店向けメンズブランドは夏のセール時期の分散化に対応し、プロパー企画を強化している。消費者の購買動向が年々、実需型になっているため、7月はジャストシーズン企画の動きが活発だ。8月も暑さが続くため、秋物でも夏素材の企画を投入するところが目立つ。後半からは先行受注会など秋物への移行に向け、軽く羽織れるジャケットなどを増やす。

 「エポカ・ウォモ」(三陽商会)は7月上旬から端境期商品を充実したことで、プロパー売り上げとともにセールも堅調だった。7月の売り上げ(第4週まで)は前年同期比14%増(プロパー6%増、セール22%増)。前年の2倍の生産数量を新規投入したプロパー品がヒットした。中でもシャツ、カットソートップ、パンツは前年の2倍の売れ行きだった。セールを意識した価格設定にせず、価値に見合った価格で勝負したことが評価された。軽めのレザーブルゾン(10万円)や迷彩柄パンツ(2万8000円)などが売れた。

続きは繊研新聞で



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事