eスポーツチーム「スカーズ」とのファンミーティングは満席だった
J・フロントリテイリンググループで、eスポーツ事業を行うゼノス（東京）は2月7～16日、同社運営のeスポーツチーム「スカーズ」による体験型中心のイベント「エリア52」を渋谷パルコで開いた。
6階のカフェがあった区画にイベント会場を開設した。スカーズやエリア52、スカーズに最近入った人気ストリーマー、ストーム久保選手などのグッズを先行発売品を中心に販売し、スカーズのユニフォームやトロフィーなどを展示したほか、J・フロントと連携してメタバース（仮想現実）体験スペースも開設した。スカーズの選手とファンの交流企画、ストーム久保選手によるグッズのお渡し会とサイン会、ゲームのパブリックビューイングなどリアルイベントを計5企画、7回実施した。
「グッズの売り上げは完売が相次ぎ、予想以上。イベントも全企画が好評」だった。客層の男女比率はほぼ半々で、スカーズのファンやeスポーツ愛好者のほか、「グッズを見て入店したお客も多かった」という。会場を設置した6階は日本の人気ゲーム、アニメなどのポップカルチャー店舗が集積しており、これらを目当てに来館したインバウンド客も多く来場した。
これまでもスカーズはパルコでファンミーティングなどのイベントを実施してきたが、エリア52は初めて。集客力がある渋谷パルコで実施することで、「狙い通り、新しい顧客層も取り込めた」という。今後もエリア52を継続する方針だ。
