ワークマンはLDHジャパンのEXILEとの協業を開始し、第1弾として3月5日に作業服とアクティブウェアの新ブランド「ゼロステージ」を発売した。ワーク再強化の一環で開発し、TAKAHIROさんがモデルとアクティブウェアの監修を担当。発売前日の4日には新製品発表会を都内で開き、TAKAHIROさんも登場して「建設業界を元気にしたい」と新ブランドを訴求した。
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同社は客層拡大のため直近の4年間、「#ワークマン女子」など新業態の開発に注力。一方でワーク系の商品開発が遅れていたため、ワーク再強化に着手。高齢化と就労人口の減少が課題の建設業界と、元気の足りない日本を元気にする狙いで、EXILEと協業した。
新ブランドは歌手を目指す無名時代、建設現場で働いていた経験もあるTAKAHIROさんにちなみ、ゼロステージと命名。仕事場というステージを楽しみ、輝き、さらに高みへと昇る人に向けて、同社の持つ最高の技術を使い、最高の着心地でデザイン性も高いブランドとして提案する。
今春夏はワークウェアで、ジャケットと長袖シャツ、半袖のワークシャツ、カーゴパンツとスラックスの5型を企画。アクティブウェアは、トラックパーカーとジョガーパンツ、半袖Tシャツの3型を作った。ワークウェアは、ワークマンとプラス業態で、アクティブウェアは同社のオンライン店限定で販売する。
販促用ビデオや店舗のウインドーにもTAKAHIROさんを起用し、若者や新規客の獲得を目指す。