「声のする方に進化する」を掲げ、新業態・商品の開発や出店に積極的なワークマン。今年も客層拡大と顧客満足度の向上を重点に、靴の新業態を4月に開設する。作業服・用品を扱わない一般客向け「#ワークマン女子」も今春、初の都心店を東京と大阪のSC内に出す。高機能低価格の軸はぶらさず、PBの価格は据え置く。ウェブ注文・店舗受け取り専用品も発売、買い方の変化に対応する小濱英之社長に聞いた。
(河邑陽子)
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売り逃し軽減
――昨年6月から売り上げの伸び率が低下してきた。
ワークマンプラス業態を18年秋に開業してから4年目。22年3月期はチェーン全店売上高が、前期までの2ケタ増から1ケタ増ペースに落ち着いてきた。上期は前年同期比8%増だが、その前の期比で見れば33%以上だ。巡航速度に戻し、売り上げをしっかり確保して下期も5%前後の伸びを目指す。
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