「ワークマンプラス」 全国主要都市へ出店を拡大

2019/05/17 06:30 更新


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 ワークマンは今期(20年3月期)、一般客向け高機能ウェアの新業態「ワークマンプラス」で、全国主要都市へ出店を拡大する。高機能低価格なアウトドアやスポーツ系PBの開発を強め、女性など新規客の開拓を進める。

 法人向けPBも拡充し、法人営業など各店舗への支援を強化。営業総収入733億6000万円(前期比9.6%増)、営業利益150億1100万円(11%増)の増収増益を目指す。

(河邑陽子)

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 25年に1000店舗体制構築を掲げる同社は今期、新規出店は全てワークマンプラスとし、一般客の来店しやすい都市部中心に店舗網を広げる。出店は販促効果を狙ってSCに6、路面に30を予定し、新たに鹿児島を加えて46都道府県に873店舗とする計画。既存店も積極的に業態転換し、新業態は来年3月までに75店とし、既存業態への波及効果も期待する。

 商品戦略では、一般客向けの3ブランド中心にPBの開発を強め、客層を広げる。低価格な法人向け作業服のPBの開発も強化し、ネット販売に負けない価格競争力の高い商品を拡充する。PB売り上げは一般客向けの3ブランドで310億円(約2.3倍)、PB全体で536億円(約45%増)とする計画。メーカーと共同で開発するEDLP(エブリデー・ロー・プライス)商品も充実し、集客力の向上につなげていく。

 さらなる成長のため個人向けワーク市場の次に攻める分野として、新業態の出店と同時に、店舗経由での法人営業も強化する。高機能低価格な法人向け作業服のPB〝在庫・継続保証シリーズ〟を拡充し、企業へのカタログの発送など引き続き全店で法人向け営業に取り組む。外商に不慣れな店長には本部の営業担当が同行し、顧客管理システムも使って店舗を支援する。テレビCM、マスコミ・ブロガー向け新商品発表会など発信にも力を入れ、早期に個店の平均年商を現在の約33%増の1億5000万に引き上げる計画だ。

 19年3月期の業績は、直営店と加盟店を合わせたチェーン全店売上高が930億3900万円(16.7%増)。既存店も客数10.9%増、客単価2.8%増、売上高14%増で、客数と売上高は4月まで19カ月連続で前年を上回って好調だ。営業総収入は669億6900万円(19.4%増)、営業利益135億2600万円(27.6%増)、経常利益147億5500万円(24.5%増)、純利益は98億900万円(25.1%増)で、8期連続の増収増益となった。

 商品別は全分野が4期連続の増収。春夏は吸汗・速乾、秋冬は防寒など機能性とデザイン性が高く、低価格なPBのウェアと運動用・ちゅう房用の靴が約50%増と好調。女性用も防寒衣料やレインウェアが大幅に伸びた。PBは一般客向け3ブランドと法人向けを強化して1022品目となり、売り上げが44.1%増加。PB比率は7.5ポイント上がり39.7%となった。

「ワークマンプラス」ららぽーと湘南平塚店の店内

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