独フォルツハイム発のファインジュエリーブランド「ウェレンドルフ」は、オリジナルで開発した“伸縮性のあるゴールド”を使用した18Kブレスレット「エンブレイスミー」の新作を販売中だ。伸縮性のあるゴールドは、ウェレンドルフが17年かけて開発し、通常の2倍の柔軟性を持つゴールドで、20年に特許を出願している。ゴールドのコードをシルクのように撚り上げ、コイル状にしたデザインで、引き伸ばして装着しても自然に元のフォルムに戻る。5型でS、M、Lサイズがあり、税込み154万~660万円。全て受注生産となる。
ウェレンドルフは現在六本木のザ・リッツカールトン東京、日本橋三越本店と伊勢丹新宿本店、和光と高級腕時計専門店のヨシダでも販売。ECでの販売はしていないが、コロナ禍に入りデジタルの活用を推進している。以前はショップで、ドイツから金職人を招き顧客向けにプレゼンテーションしていたが、現在はショップに招いた顧客とドイツの職人をオンラインでつなぎ、一対一で物作りについてレクチャーする会を月に一度実施。このほか各店からLINEを活用してのコミュニケーションも活用している。また、顧客にサイズリングを送付してオンライン接客も実施している。