売り場観測、百貨店自主編集4月

2016/05/02 08:26 更新


プリーツでスカート巻き返し&ワイドパンツも広がる 


 百貨店自主編集売り場の4月商戦で売り上げを押し上げたのは、Tシャツやニットトップなどの軽いアイテムが中心だ。パンツはワイドやガウチョが引き続き良く、広がりを見せている一方で、プリーツスカートなどスカートが巻き返し始めている。トップ、ボトムともに、ボリューム感が一つのキーワードになっている。(価格は税込み)


高島屋新宿店「スタイル&エディト」

ボリューム×ボリューム

 ブルゾン、Tシャツ、カットソー、パンツが全体の売り上げを押し上げた。ブルゾンは短丈でありながらもビッグシルエットが良く、ワイドパンツと合せるボリューム×ボリュームのスタイリングが人気だ。どちらもGジャンやワイドデニムパンツなど、デニムへの反応が良い。ワイドパンツはバリエーションが増えるなか、ハイウエストで股上が深いタイプに支持が集まっている。このほかブラウスやニットでは、オフショルダーが売れている。同売り場は国内ブランドを強化しており、「ペレック」「アキラ・ナカ」「ハウスコミューン」「ジョンローレンスサリバン」「エリン」らが好調だ。

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「ザ・リラクス」の軽いショートコート(5万7240円)はTシャツの上に羽織る人が多い。ネービーは完売

 


DSC01576 ニット(「ロベルトコリーナ」、2万3760円)、ワイドデニムパンツ(「ハウスコミューン」、2万3760円)

 


DSC01570 キャミソールトップのクロシェニット(5万5080円)は、カットソートップ(1万7280円)、ワイドパンツ(4万2120円)と合わせて。すべて「アキラ・ナカ」

続きは繊研新聞で



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