売り場観測・専門店レディス2月、期待の春色

2017/02/09 06:53 更新


ニット、雑貨をグラデーション見せ


 色物への関心が高まっている。期待のピンクはもちろん、イエロー、アイスブルー、アイスグリーンなどの淡い色への反応がいい。ニットでの打ち出しが多く、ルーズなシルエットでナイロンやコットンのプルオーバーが動いている。アウターはレザーのライダーズジャケットが売れ始めた。スエードタイプはたんす在庫にないアイテムとして新鮮で、シングル、ダブル問わず売れている。

 雑貨も色物に期待。バッグはピンクやパープルなどのパステルカラーを面で並べて春らしさを出す。靴はスエードのフラットシューズやパンプスを推している。トレンドの柄スカーフは既に完売しているものも。バッグに巻いたり、ボディーの首元に巻いて提案すると、ぐっと今年らしさが出る。男性客が来店する店はバレンタインフェアを初めて実施したり、ドレスフェアを開催するなど、イベントで需要喚起にも取り組む。


《ドゥーズィエムクラスルミネ有楽町店》

ドゥーズィエムクラス有楽町店

毎シーズン人気のニットトップは、ベージュやピンクベージュなどの〝ファンデーションカラー〟が今春の売れ筋。ニットトップ2万5000円、デニムパンツ2万9000円、ともに「ドゥーズィエムクラス」、フラットシューズ「ミッシェル・ヴィヴィアン」5万1000円、バッグ「エリザベス&ジェームス」7万3000円


《ローズバッド新宿店》

ローズバッド新宿店

スリーウェーのストライプシャツ8300円、ウエストリボンのパンツ1万1000円、タッセルローファー1万1000円、すべて「ローズバッド」、ネックレス「カレンロンドン」1万6000円


続きは繊研新聞2017年2月9日付9面をご覧ください



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