「T.T」は、26年秋冬からウィメンズラインをスタートする。創設者の故髙橋大雅が、米国や欧州で収集した過去の衣服をもとに、日本をはじめ世界の産地の職人と対話を重ねて現代のワードローブへとよみがえらせる「応用考古学」の衣服作りを発展させた。6月中旬から日本、パリ、ニューヨーク、ベルリンの有力セレクトショップで販売する。
T.Tのベースとなる、大量生産以前の20~50年代を中心としたアメリカンビンテージの原型を生かし、ミニマルなパターン、曲線のカットを取り入れ、しなやかな女性らしさを引き出す。レザーのセットアップは、バンドカラーのシャツ型ジャケットにクロップト丈のストレートスカート。首元にボタンのアクセントを入れ、直線の切り替えが映えるように見せた。デニムのワークジャケットは、肩のダブルステッチを延長させたスタンドカラー。首をすっきりと覆って都会的な印象を作る。


普遍性のある形、土地に根差したクラフトマンシップ、自然の原料に由来する色や質感を掛け合わせて、〝コンフォタブル・エレガンス〟を作り上げていく。アンデス地方のベビーアルパカの糸を使って、ペルーの女性が代々受け継ぐ手編みのセーターは、空気を含んで緩やかに落ちるシルエット。T.Tを象徴する奄美大島の泥染めのアイテムも揃えた。

