豊島「アップドリフト」 漂着ペットボトルを再生

2021/05/21 06:27 更新


地域で活動する団体や自治体、企業と連動して行うビーチクリーンアップ活動

 豊島は、漂着ペットボトルなどをリサイクルした繊維「アップドリフト」の展開をスタートした。深刻化する海洋プラスチック問題などに対応するもので、同社が掲げるSDGs(持続可能な開発目標)への取り組みの一環。

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 原料となるのは海や川、森に廃棄された漂着ペットボトル。地域で活動する団体及び地方自治体、企業と連携して行うクリーンアップ活動で回収したものを活用する。回収したペットボトルなどを分別・粉砕してフレークにした後、洗浄して糸の原料となるペレットにする。

 第1弾として、シチズン時計が販売するサステイナブル(持続可能)なウォッチブランド「シチズンエル」のバンドでアップドリフトの採用が決まっている。

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