東洋紡は、フィルム状導電素材「COCOMI」(ココミ)を使った動物向けウェアラブル製品の検証を進めている。販売先は主に獣医を検討している。
牛用のベルト型スマートテキスタイルは、畜産分野で健康管理に使う。牛用のウェアラブル製品は競合もあるが、生体情報を測定できる点で差別化できるという。3年後には、POC(概念実証)段階を目指す。
犬用ウェアは、ペットの健康管理を中心に用途を検証している。SS~Lの4サイズを開発した。
人体向けでもこの間、健康管理用途で関心が高まっている。2月には心拍トレーニング実施者を対象に新たな提案を行う。