渋谷サクラステージ、7月25日に新たに37店オープン

2024/07/02 14:10 更新


 東急不動産は、東京・渋谷駅西口前の大型複合施設「渋谷サクラステージ」の商業ゾーンに7月25日に出店するテナント37店を発表した。同施設は昨年11月30日に完工し、店舗などが順次開業している。

 商業ゾーンはSHIBUYAタワー(地下4階~地上39階)地下2階~地上5階と接続するSAKURAタワー(地下1階~地上30階)の地下1階~地上5階、店舗面積は約1万5200平方メートル。

 施設が7月21日に使用開始となるJR渋谷駅の新南改札に隣接することから、施設内を含む居住者やオフィスワーカーの利便性を重視したほか、「趣味を楽しむ桜丘エリアに根付くカルチャーを守り、次世代に継承したり、最先端のトレンドやカルチャーを創出・発信するテナント」を揃えた。

 4階は計21店で、「カルチャーとフードが交わり、新たなつながりが生まれる場」とする。カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)の書店「ツタヤブックストア」とカフェ・シェアオフィス「シェアラウンジ」、同社と東急不動産の協業による次世代アーティスト支援スペース「リ・サーチ」、ゲーム、アート、音楽、フードなどのインディークリエイターがイベントなどを行う「404ノットファウンド」、フードホールを含めた飲食店が出店する。

 3階は「日本のコンテンツ、ポップカルチャーをリアル、デジタルの両面で世界に発信するフロア」とする。カネボウ化粧品のメイクアップブランド「ケイト」の初のグローバル旗艦店やキャラクター雑貨「高田村交易所」「サンリオ」「キャラコレ」など6店を入れ、AR(拡張現実)などデジタル技術の体験スペースやイベントスペースも設ける。その他のフロアは食が主体で、2階にはCCCが企画に携わり、「食をベースとした地域応援・生産者支援」を行い、衣料品・雑貨も販売する新業態「チートトウキョウ」が出店する。

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