東光リミー 人工鉱石で温感・冷感のプリント

2017/03/30 06:20 更新


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 東光リミーは、電磁波の一種「テラヘルツ」を発する人工鉱石を1~2ミクロンに粉砕した「テラックス」を使い、温感と冷感それぞれに対応できるプリントを開発した。「テラックスホット」「テラックスクール」プリントとして販売する。

 テラックスクールは、テラックスと数種類の金属鉱石をブレンドしてパウダー化し、それを特殊な溶剤と一緒に染料に混ぜてプリントする。衣料品の表にプリントした部分を使うことで、体の熱が外に逃げる。接触冷感値は0.4を超える。

 テラックスホットは、テラックスと蓄熱効果のある鉱石などを数種類ブレンドしてパウダー化して染料に混ぜ、プリントする。肌に触れる衣料の裏にプリント側を使い、体の水分に反応して発熱させる。

 天然繊維から化合繊、皮革まで様々な素材にプリントでき、「プリント部分が生地全体の半分を超えれば効果は持続される」という。家庭洗濯にも耐えられ、風合いも維持できる。通常のプリントとテラックスプリントを併用することもできる。既に一部、スポーツ衣料などに使われているが、柄数を増やして拡販する。

 今回提案するのは綿やポリエステルの布帛とジャージーで、プリントは花やカムフラージュ、幾何など10柄。夏と冬のシーズンに合わせて冷感と温感のプリントを使い分け、スポーツやアウトドア、インナー、シャツ、寝具寝装、帽子、シューズなどの雑貨まで幅広く販売する。

 同社はテラックス使いの衣服内ヒーターも2年前から販売しているが、国内のスポーツ、タウンブランドやイタリアのデザイナーブランドなどから引き合いが強く、生産が追いつかない状況となっている。プリント加工が完成したことから、OEM(相手先ブランドによる生産)なども含めたテラックスシリーズで、ビジネスの拡大を目指す。

プリント柄でファッション性を加味

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