「テン.」19年春夏 顔映りの良いアイテム

2019/02/07 10:59 更新


 ファッションディレクターの萩原輝美が手掛ける「テン.」は19年春夏で3シーズン目を迎える。焦点を当てたのは、普段着感覚で着られるドレスと羽織りもの。「以前は朝からハレの格好をしていたが、ライフスタイルも変化した」と、日常を楽しめるアイテムにこだわった。

 重視したのは三つ。「クオリティーが高くて、顔映りが良く、色のきれいなアイテム」を揃えた。ポリエステルタフタのパフスリーブドレス(8万5000円)は、淡いピンクと微かな光沢が優しい。ふんわりと風をはらむAラインと、ウエストにリボンベルトを巻いたスタイルを楽しむことができる。シルクタフタよりも日常的に着られる利便性の高さも魅力だ。

パフスリーブドレス

 合わせるアウターは、ふんわりとした量感と短めの丈が特徴。淡いラベンダーに染めたグログランのブルゾン(5万5000円)やレースのジップアップブルゾンを作った。スタイリングしやすいコンパクトな丈、ビッグスリーブでも難なく着られるシルエットに仕上げている。襟や袖口のシャーリングがフェミニンな雰囲気を醸し出す。

グログランのブルゾン


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