22年12月に発売した「着るビーズクッション」が大きな評判を呼び、2カ月で3000個を売り上げた。ビーズクッションを頭からかぶり、座ったり、寝転んだりできる。開発したのは2代目の滝川進社長。世の中に「ないものをつくる」アグレッシブな商品開発で、独自の魅力を持つ会社に育ててきた。
(森田桃子)
当社は1972年に創業し、私は8年前に社長に就任しました。クッション、介護用品などのOEM(相手先ブランドによる生産)を手掛けていましたが、08年にネット販売を始め、ビーズクッションをはじめとしたクッションやソファなどのオリジナル商品の製造、直販に舵(かじ)を切りました。OEMは現在、2割にとどまっています。
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