ストライプグループ24年秋 長引く残暑に対応 ブランドの個性をより明確に

2024/06/13 12:30 更新会員限定


 大人女性の「着映え服」に、ナチュラルでぬくもりを感じさせる服…。ストライプグループの主力ブランドは24年秋物で、ブランドの個性をより明確に打ち出した商品が充実する。残暑が長引くことを想定し、秋を感じさせる色やアイテムでも、透け感のある素材を使って涼しく着られるよう各ブランドで工夫を凝らす。

(杉江潤平)

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 「イェッカヴェッカ」はクラシカルムード満載。スウェットトップにスパンコールを全面に施したロングスカート、ツイードのジャケットにボトム部分がサテンになったワンピースなど、相反する要素をミックスしたアイテムやスタイリングを見せた。コンサバティブではない、「着映え」する仕事着という印象。展示会場の前面で打ち出したミドル丈のフェイクファーのジレ(税込み1万4900円)は、透け感のある素材のブラウスを合わせた。

スタイル良く見せるミドル丈のジレを訴求した「イェッカヴェッカ」

 ブランド内ブランドの「エディット・バイ・イェッカヴェッカ」では、コンビ物などユーティリティー性に富んだアイテムを出した。大容量のポケットが付き、裾をドローストリング仕様にした大きめフォルムのジレと、袖部分のみレザーを使ったスタジャンをセットにしたスリーウェーアウターなどが目を引いた。

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