エスティーカンパニーがマルシェイベント　店頭でコミュニケーションを創造

植物や焼き菓子、布小物など、愛情のこもったプロダクトとの出合いを楽しむマルシェ

　群馬県桐生市を拠点にするセレクト店「エスティーカンパニー」は今秋、マルシェ「エスティーミーツ」を初開催した。参加したのは地域や仕事を通じて縁のある8組の仲間。6年ほど前、大型の路面店を作り、居心地の良い空間で集客力を高めてきた同店は、コミュニケーションを創造しながら成長を続ける。

（須田渉美）

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　きっかけは、かねて2ブランドのイベントを予定していたことだ。1階のギャラリーで、土屋鞄製造所の新ブランド「アティテュ」で初の期間限定店を開催することになり、3階で「ダブレット」と進めていた専門スペースを開設する日程を合わせた。さらに「多くの人に来店してもらい、店内を回遊して楽しめるように1階と3階をつなぐ場を作ろうと、2階のカフェとテラスを活用したマルシェを考えた」と環敏夫社長は話す。