キャンプ用品メーカーのスノーピークは15日、米アウトドアブーツブランド「ダナー」の国内における販売代理店となった。同ブランドの輸入販売総代理店であるエービーシー・マートと、このほど販売代理店契約を交わし、18年秋冬物からアウトドア専門店を中心に卸売りを始める。スノーピークが他社ブランドの代理店となるのは初めて。
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ダナーは1932年に誕生したブーツブランド。オレゴン州ポートランドに拠点がある。米国で初めて「ビブラムソール」のシューズを開発(59年)し、靴企業で初めて「ゴアテックス」を使った(79年)ことで知られる。軽量で快適なブーツとして支持されており、熟練職人が製造するほか、リペアサービスも手掛ける。
スノーピークはダナーの物作りに対する哲学が近く、山井太社長自身が長年愛用していることなどから、代理店契約を決めた。