アンリアレイジのロゴ
シキボウは3月1日、同社が参画しているフェアトレードコットンの普及促進プロジェクト「コットンエイト」の素材をアンリアレイジに提供すると発表した。アンリアレイジはこのほど同プロジェクトに賛同。23年秋冬物からコットンエイトの素材を使う。
コットンエイトは豊田通商と信友が推進する取り組みで、国際フェアトレードラベル機構が定めるフェアトレードコットン（国際フェアトレード認証コットン）の普及を促すため、19年に始まった。「使用する綿のうち8%以上はフェアトレード認証を受けた生産者から調達したコットンを使う」条件で作られた糸、生地、製品にオリジナルのラベルを付けて販売する仕組み。シキボウは昨春に参画。国際フェアトレード認証コットンを使って素材を作り、それを商社の信友が販売している。別注素材はシキボウが直販するというケースもある。
なお、シキボウとアンリアレイジは22年10月に資本業務提携を結び、共同で商品の企画・開発を進めている。
