シルクの齋栄織物 大型発注つかみ輸出比率6割に

2017/08/15 04:26 更新


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 絹織物製造・販売の齋栄織物(福島県、齋藤泰行社長)が輸出を伸ばしている。欧米から大型発注が相次ぎ、今期の売上高に占める輸出比率は60%を超える見込みだ。

 同社は、「世界一薄い」とする先染め絹織物「フェアリー・フェザー」の開発を契機に、国際素材見本市に積極的に出展し、海外販路を開拓してきた。ラグジュアリーブランドへの採用実績を積み上げ、昨今は輸出比率35~40%と産地企業としては高い水準で推移してきたが、今期は円安効果も手伝ってさらに上昇する見通しだ。

 売り上げを引っ張るのは、ラグジュアリーブランドのスカーフ向け。16年2月に開かれた伊素材見本市のミラノウニカで担当者の目にとまり、すぐにプリント試験用に200メートルの注文が入った。生地はフェアリー・フェザーで、1メートル当たり数千円と高価なものだが、試験や工場検査を経て、18年春夏物用に8000メートルの生産が決定。既に追加発注に向けた相談も受けている。

 このほか、既存顧客の米コンバーターの発注量が昨年から、月1万メートルから2万メートルに拡大した。生地は、21 デニール の絹を高密度に織ったプリント下1品番で、1メートル当たり1000円以下と同社としては値ごろなもの。衣料に限らず、様々な用途に使われているとみている。

塩縮プリントなど後加工による意匠性の高い絹織物も人気(ミラノウニカ18~19年秋冬で)


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