白を基調にモダンで洗練された印象を立たせている
楽天は10月6日、ファッションブランドの集積モール「楽天ファッション」に、ラグジュアリーブランドやデザイナーブランドを専門に取り扱うサイト「楽天ファッション・ラグジュアリー」を立ち上げた。ハイエンドのショップブランドを集め、その魅力を発信しながら運営する。
開設にあたって、LVMHグループ傘下の「マーク・ジェイコブス」「フレッド」「ケンゾー」が参加しており、アパレル製品、アクセサリー、化粧品を対象に徐々に拡大していく。フレッドに関しては、楽天ファッション・ウィーク東京21年春夏で発表する「クロット」との協業商品を、楽天ファッション・ラグジュアリー限定で同会期中に発売する予定だ。
昨年10月にファッションカテゴリーの強化、ユーザーへのサービスの向上をめざしてスタートした楽天ファッションは、今年6月に専用アプリも始め、現在、セレクトショップ系で1200を超えるショップブランドが参加する。
これまでもブランドの世界の伝え方を大事にしてきたが、ラグジュアリーブランドなどさらに高額な商品の取り扱いを充実させるには「百貨店がフロアを分けているように、独立した見せ方で運営する必要がある」（ファッション事業部ジェネラルマネージャーの松村亮執行役員）。デザイナー系は、「一定の条件を満たしたブランドに出てもらう」考えだ。
