プレスリリースはラブレター AIと万年筆を駆使して

2026/10/27 13:00 更新会員限定NEW!


宛先を「業界の皆様」から「あの人」に絞り込む。それだけで、書く言葉はまるで変わってくる

 プレスリリースは、ラブレターだ。私は本気でそう思っている。宛先は「メディア各位」という大きな主語ではない。今日書くのは、たった一人の記者さんへの、片思いの手紙のつもりで書く一通だ。そう思って書くだけで、文章はまるで違うものになる。腰の低さと熱量、その両方がいる。

(放送作家・PRコンサルタント 野呂エイシロウ)

記者の心動かす

 私はPRコンサルタントとして、これまで250社以上のクライアントを担当してきた。今も30社ほどと伴走している。

 子供の頃、放送局で働きたいと思っていた。夢がかなって放送作家になり、車のテレビ番組やプロモーションビデオ、CMの仕事を手伝っていたら、ある時「車の仕事、やらないか」と声をかけられた。広告代理店経由でコンサルタントになったのが、そもそもの始まりだ。

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